2026年8月に札幌市内で保護されたハイタカの放鳥の様子です。
(※保護中の様子は下記画像からご覧いただけます)
保護時に110gだった体重は145gまで回復し、自由に飛ぶことができる状態になったのを確認できたため、約2週間の保護・飼養期間を経て、無事に放鳥することができました。
放鳥にあたっては、鳥の状態など以下の必須条件をクリアしていることを確認しています。
- 自由に飛翔できること
- 自分で餌を捕らえられること
- 放鳥場所に外敵がおらず、十分なエサが存在すること
念入りに放鳥場所を探索したうえで、昼行性の鳥の性質を考慮し、「午前中」「数日晴天が続く日」「カラスや猫がいない場所」を選んで放鳥いたしました。

猛禽類の多くは放鳥後、安全を確保するために茂みや葉の茂った木の枝にとどまり、しばらく動かずに周囲の様子をうかがってから移動します。特にハイタカは高い場所を好むため、今回も高い木の枝へと移動していきました。

ハイタカはトンボも捕食するため、トンボが多いこの時期に放鳥できたのは本当に良かったです。またどこかで元気に会えたら嬉しいです。
傷ついたり弱ったりした野鳥を野生に戻すには、多くの知識と労力が必要です。人間が自然を破壊している事実に比べれば、一羽の鳥を助けることは小さな一歩かもしれません。それでも、助けられる命がある限り、私は決して諦めません。
この後も、どこかへ飛んでいくまでずっと見守っていました。安心したのか森の中へ消えていきました。
Good bye and see you again!
