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check健康診断

大切な動物たちの健康に普段から目を配っていても
隠れた病気がないかは心配なものです。
ワンちゃん猫ちゃんは7歳(大型犬は5歳)でシニアと呼ばれる年齢に入り
それを超えるといろいろな病気が急に増えてきます。
定期的な検査で早期に見つけられるケースも多くあります。
手軽にできる健診からしっかり行う健診まで、
年齢や健康状態に合わせてお選びいただくことができます。
健診の内容やどのくらいの頻度で受けたらよいかなど
わからないことがありましたらお気軽にご相談ください。

ベーシック健診

外来診察で手軽にできる
血液検査のみのプランです。

ワンちゃんベーシック健診

身体検査と血液検査のみの健診プランです。
定期健診や、フィラリア予防とあわせて毎年の健診としておすすめです。

  • 定期検査プラン(7歳未満)

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    ¥5,000

  • シニア定期検査プラン(6-7歳以上)

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    シニアセットシスタチンC
    糖化アルブミン
    T₄/CRP

    ¥9,200

  • 春 健診プラン(フィラリアの予防も一緒に)

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    フィラリア
    検査

    ¥5,800

  • シニア 春 健診プラン(6-7歳以上)

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    フィラリア
    検査

    シニアセットシスタチンC
    糖化アルブミン
    T₄/CRP

    ¥10,000

検査の内容
血球数検査 貧血や感染症、血液の疾患
生化学検査 肝機能、腎機能、血糖値、コレステロール値など
シスタチンC 腎機能の低下を早期に検出
T₄ 甲状腺ホルモンの測定、甲状腺機能低下症/亢進症の検出
糖化アルブミン 糖尿病の指標、過去2~3週間の平均血糖値を検出
CRP 炎症マーカー

猫ちゃんベーシック健診

猫ちゃんは、健康診断で長い時間病院に預けられると不安や緊張を感じやすいもの。
ベーシック健診は身体検査と採血のみですので、猫ちゃんのストレスに配慮した健診プランになっています。
ワクチンや爪切りなどで来院される際に合わせて受けることもできます。

  • 猫ジュニア健診プラン(6歳以下の猫ちゃんにおすすめ)

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    ¥5,000

  • 猫ちゃんシニア健診プラン

    血球数検査

    生化学検査
    (19項目)

    シニアセットSDMA
    T₄
    糖化アルブミン

    ¥9,800

検査の内容
血球数検査 貧血や感染症、血液の疾患
生化学検査 肝機能、腎機能、血糖値、コレステロール値など

猫ちゃんシニア健診のおすすめ

猫ちゃんが高齢になってくると腎臓病や甲状腺の病気、糖尿病など慢性の病気のリスクが高くなってきます。
これらの病気は気づかぬうちに時間とともに進行してしまいます。
大切なのは病気を早期に発見して、早期に治療をはじめることです。
治すことが難しい病気であっても適切な治療をすることで、QOL(生活の質)を維持し、平和にできるだけ長生きにつなげることができます。
7歳以上の猫ちゃんは年1回、10歳以上は年2回の検査がおすすめです。

    猫シニアセットの検査項目
  • SDMA(慢性腎臓病の指標)

    慢性腎臓病は猫ちゃんの最も多い病気で、高齢猫の1/3が罹患します。腎臓は血液検査で異常値として現れるのが遅く、これまでは腎機能の75%が失われてはじめて血液検査での異常がわかりました。SDMAはこれまでの検査に比べ、より早期の腎臓機能の低下でも上昇するマーカーで、異常の早期発見に役立ちます。慢性腎臓病は病気の段階に応じて、食餌療法や薬の内服、点滴治療や合併症である貧血/胃腸障害の治療などが選択されます。早期に治療を開始することが、病気の進行を遅らせ長生きしてもらう鍵です。

  • T₄(甲状腺機能亢進症の指標)

    甲状腺機能亢進症の症状は、元気で食欲もあるのに痩せてくる・水をよく飲む、嘔吐/下痢などです。一見すると元気に見え病気だと気づきにくく、発見が遅れるケースが少なくありません。おもに食餌療法と抗甲状腺薬で治療します。内服は生涯にわたって続けることが一般的ですが、適切に治療すれば健康な猫と同じように暮らすことができ、寿命も伸ばすことができます。

  • 糖化アルブミン(糖尿病の指標)

    糖化アルブミンは過去2~3週間の平均血糖値を示します。猫ちゃんの場合は病院に来たストレスなどで、一時的に高血糖になることがあります。普段の血糖値を反映する糖化アルブミンは猫の糖尿病検査に有用です。糖尿病は肥満の猫ちゃんに発症リスクが高い病気です。食欲はあるけど痩せてくる、水をよく飲むなどの初期症状があり、進行すると合併症を伴い最終的にケトーシスという命に係わる状態を引き起こします。早期に発見することで食餌療法や内服薬、インスリン治療で血糖値をコントロールし、からだの各臓器を傷害する高血糖を防いで合併症を予防することが大切です。また、糖尿病は適切な体重管理で予防できる病気でもあります。猫に運動療法は難しいのでので、減量療法食などが予防の助けになります。

ワンにゃん半日ドック

半日お預かりして、しっかり検査するプランです。

  • ジュニアドック

    0~6歳のワンちゃん猫ちゃん向けのプランです。

  • スタンダードドック

    何歳でも受けられる基本プランです。
    幅広く健康状態をチェックできます。

  • シニアドック

    病気のリスクが高まる7歳以上におすすめの、しっかりプランです。
    加齢とともにリスクが高まる病気の早期発見に役立ちます。

ジュニア スタンダード 犬シニア 猫シニア
身体検査
血液検査
尿検査
便検査
胸部
レントゲン
腹部
レントゲン
腹部エコー
心エコー
シスタチンC
SDMA
糖化
アルブミン
T₄
CRP
SAA
¥11,000 ¥16,000 ¥26,000 ¥26,000
検査の内容
血球数検査 貧血や感染症、血液の疾患
生化学検査 肝機能、腎機能、血糖値、コレステロール値など
シスタチンC/SDMA 腎機能の低下を早期に検出、慢性腎臓病の早期発見
T₄(甲状腺ホルモン) 甲状腺機能低下症(犬に多い)や甲状腺機能亢進症(猫に多い)の検出
糖化アルブミン 糖尿病の指標、過去2~3週間の平均血糖値を検出
CRP/SAA 炎症マーカー

exoticエキゾチック動物の健康診断

エキゾチック動物はその種類の数だけ、飼い方や病気に千差万別、違いがあります。
それぞれの動物の特徴に合ったごはんや飼育環境を適切に整えることは
病気の予防の第一歩で、大切な動物の健康を守るために重要です。

そして小さな動物はとても繊細で、ストレスの影響も受けやすく、
病気になっても表情や訴えが乏しいことも多いものです。
はじめて飼うときの相談や飼育方法の悩み、
なりやすい病気を中心に定期的な健康チェックなど
病気の予防/治療の専門的な立場からアドバイスいたします。
症状がない時でも気軽にご相談ください。

  • ウサギの健康診断~ウサ健

    ウサギさんは見かけがふっくらしていても、意外と痩せていることがあります。
    敵に狙われないように、また仲間同士でも日々縄張り争いやエサの取り合いがあるので、本能的に元気なふりをしています。
    病気があっても弱みを表に見せない動物なのです。
    病気や異常が重大なことになる前に、健診で定期的にチェックすることは大切です。
    女の子の場合は婦人科の病気が多く、子宮/卵巣の病気やおっぱいのしこりなど重大な病気があります。
    健診の際にエコー検査を含めることをおすすめします。

    基本のウサギ健診

    ¥5,000

    1. 体重測定・ボディスコアチェック
    2. 耳のチェック・そうじ
    3. 爪切り
    4. 四肢の裏チェック/ケア
    5. 口腔内のチェック(不整咬合、口内炎などの確認)
    6. おしり・臭腺チェック/ケア
    7. 検便(消化器疾患の多いウサギに大切な検査です)
    8. 尿検査(※乾いていない状態の尿をお持ちください)
    9. 身体検査(腹部触診、聴診、下顎の触診などトータルチェック)
    10. 食餌や環境などの飼育相談

    オプション健診

    ご希望の検査を追加できます。
    基本健診の結果により獣医師と相談して
    当日選ぶこともできます。

    血液検査 血球数検査/生化学検査14項目 ¥6,600
    超音波検査 腹部エコー ¥4,500
    レントゲン 頭部・胸部・腹部 ¥3,300

    できるだけウサギさんのストレスを回避するためスムーズな健診を行っています。

    健診中は飼い主様にも院内でお待ちいただき、健診が終わり次第いっしょにお帰り頂けます。
    昼の診療時間外の静かな時間帯に、ご予約いただくこともできます。(お電話にてご予約ください)
    麻酔/鎮静は消化管運動を抑制するリスクがありますので、健診のためにこれらの処置は行っておりません。
    検査が安全に行えない時は、延期もしくは中止の場合がございます。

  • チンチラの健康診断~チラ健

    3歳くらいまでのチンチラちゃんは大変に活発で元気いっぱいです。
    3歳を過ぎたころから少しずつ老化の傾向がみられはじめ、 特に歯の調子が悪くなることが多いのです。
    チンチラの歯もウサギと同じく一生伸び続ける常生歯という歯です。
    毎日の咀嚼ですり減る歯が、嚙み合わせが悪くなることで部分的に尖ったり、不適切なエサが原因で虫歯になることがあります。
    チンチラ本人はエサを食べたいけれども、歯の調子が悪くて少食になり、気がついた時には痩せてしまっていることがよくあります。
    歯のチェックには特殊な道具が必要で、おうちで確認することができません。
    チンチラにとって歯の病気は全身の症状につながります。
    いつまでも元気でいてもらうよう定期的な健診をおすすめいたします。

    検査内容

    1. 身体検査
    2. 歯科検査
    3. 尿検査
    4. 便検査
  • モルモットの健康診断~モル健

    モルちゃんは他の草食動物たちと同様に歯や胃腸・尿の病気なども多いですが
    外から見つけにくい病気として気を付けたいのは尿結石です。
    草食動物はエサに含まれて吸収したカルシウムのうち余分なぶんは尿にして排泄します。
    よく見るとモルちゃんの尿は濁っていますね。
    ケージのおトイレの底にはセメントのような塊が付着していてお掃除が大変だと思いませんか?
    この原因は尿中に含まれる炭酸カルシウムが原因なのです。
    これが結石のもとになります。
    モル健では尿の検査が必須です。
    さらに詳しく調べる場合には超音波検査やレントゲンを行います。
    結石が大きくなって症状を出した場合は、手術で摘出するしかなくなってしまいます。
    予防には、エサの選択やサプリメントが役に立ちます。
    女の子の場合は婦人科の病気が多く、子宮/卵巣の病気やおっぱいのしこりなど重大な病気があります。
    健診の際にエコー検査を含めることをおすすめします。
    ほかに、高齢モルでは心臓病も心配の一つです。
    症状が見えづらいため手遅れになることが多い病気と言えます。
    ぜひ、モル健を受けることをおすすめいたします。

    検査内容

    1. 身体検査
    2. 尿検査
    3. 便検査
    4. レントゲン
  • カメの健康診断~タートル健

    カメさんの種類には水中棲息種、半水棲種、陸生種がいます。
    見た目は似ていても飼育方法は全く異なります。
    カメさんはとても頭がよく、感情があり人間と変わりません。
    また、変温動物として進化したので体の代謝が遅く、いろいろな変化ー太ったり痩せたり、病気の進行や治癒がゆっくりと起こります。
    それゆえに病気が進んだ状態で見つかってしまうと、元に戻るのは思った以上に大変になってしまうのです。
    それに甲羅に囲まれているので、痩せてもわかりませんね。
    ミドリガメは現在、条件付特定外来生物に指定されています。
    条件付というのは今まで飼育していた方は今後も飼育してもよいですよということです。
    寿命は35年以上と考えられていますが、カメの特性にあった飼育環境やエサが与えられていないことも多く、
    甲羅の変形や内臓の病気になることも多いです。
    カメは長生きの動物ですので正しい飼育方法やケアをすることで病気を予防して健康に過ごすことにつながります。
    カメの飼育の方法やお悩みも気軽にご相談ください。

  • 爬虫類の飼育相談
    ~食べ物のこと、衛生管理、適切な環境など

    トカゲ類、ヘビ類、カメレオンなどの飼育方法や繁殖計画についてもご相談をお受けしています。
    飼育ケースなどの写真、エサ、便があると、より具体的な管理法を探すのに役立ちますのでお持ちください。
    例えば…フトアゴヒゲトカゲは便秘や肥満が多くみられるので、その場合は適切なエサの質や量を考えます。
    ボールパイソンは神経質な性質で、拒食や吐き戻しをよく起こします。よりよい環境作りをアドバイスいたします。
    カメレオンは種類による飼育方法の差が広く、また個々の性格の違いによっても飼い方は変わってきます。
    特に繁殖はとても難しい課題なので試行錯誤で何度も試みる場合もあります。

cureその他の治療

  • 腫瘍レーザー治療について

    腫瘍に対するレーザー治療は、がん細胞を効果的に攻撃し、破壊するための治療法です。
    レーザーは狭い範囲に高密度のエネルギーを集中することができるので、がんなどの病変部だけに攻撃範囲を限定することができ、健康な組織への影響を極力抑え、体の機能を温存することができるというメリットの大きい治療法です。
    どんな動物にも利用でき、小型のエキゾチックペットでも可能です。また最大の利点は、目視できる部位でかつ安静状態であれば全身麻酔をかけずに局所麻酔のみで施術が可能で、この場合には入院や点滴も不要で、通常の外来時間内で行うことができます。レーザーを照射する箇所にもよりますが、一か所あたりわずか1~2秒ほどで終了します。腫瘍の大きさにより複数回の通院施術が必要な場合もあります。
    ただしレーザーが届かない場所や、がんが転移している場合には有効ではありません。
    副作用としては、施術後7日から10日かけて照射部位が壊死を起こすために出血やケロイド状になることですが、治癒機転が起こると手術で縫合した痕よりもきれいに治りますのでご安心ください。
    レーザー治療法は、がんの種類や動物の状態に応じて選択され、ストレスや体への負担も少なく、安全に受けることができます。抗がん剤治療と併用することや、腫瘍摘出手術と合わせて利用することもあります。抗がん剤が効かないまたは抗がん剤投与治療を選択したくない場合にも、大変心強い治療方法です。

  • 鍼灸治療について

    当院ではワンちゃん猫ちゃんのほか、エキゾチック動物にも鍼灸治療を行っています。
    院長が鍼灸と出会ったのは、アメリカ・カリフォルニア州立大学での研修中。先端医療を学ぶために渡米した際、意外にも伝統中国医学を動物医療に応用している現場に出会い、大きな関心を持ちました。その後、中国・北京農学院獣医科大学で研修し、本格的に鍼灸を学びました。特に「針麻酔」などの門外不出といわれた技術を習得し、同大学では西洋医学を教える機会も得ました。2002年には中国伝統医学獣医研究センターの顧問に任命されています。
    鍼灸とは、古代中国から伝わる医学体系の一つで、ツボ(経穴)に鍼や灸を施して体の「気」を整え、病気の治療や予防を行う技術です。近年では、西洋医学の治療を補完する代替医療としても注目されています。当院では「鍼通電療法(EAP)」という、鍼に微弱な電気を流す方法を取り入れ、幅広い病気や体調不良に対応しています。中国4000年の歴史を持つ中医学に基づいた正しい鍼灸を、動物医療の一環として提供し、多くの患者さんに安心を届けています。

  • 鍼灸の適応症

    1. 神経系疾患:てんかん … 百会、人中、大椎、太陽など(発作時は趾間穴や人中を刺激)
    2. 運動器系疾患:脊椎疾患、椎間板ヘルニア、交通事故による麻痺など(命門・大椎、便秘を伴う場合は百会)
    3. 循環器系疾患:高血圧症 … 足三里
    4. 代謝・内分泌系疾患:糖尿病や予備群(循環改善)… 陽池、貧血 … 太白
    5. 消化器系疾患:肝臓病、胆泥、胆石症 … 胆兪、肝兪
    6. 生殖・泌尿器系疾患:前立腺肥大 … 大衝、三陰交
    7. 体質改善:アレルギー性皮膚炎 … 合谷
  • 鍼灸治療の特徴

    1. ツボ(経穴)の位置は、人と動物で異なることがあります。
    2. 中医学の理論に基づき、気血や陰陽のバランスから判断してツボを選びます。
    3. 即効性がある場合もありますが、すぐに改善しないこともあり、経過を見ながら継続治療することをおすすめします。
    4. 治療中の動物は驚くほど落ち着いており、痛みを訴えたり暴れる子はほとんどいません。飼い主様にそばにいて頂いて施術しますのでご安心ください。