
ワンちゃんの癌ドック…ガン特異検診
ワンちゃんのガンは、人と同様に寿命が伸びたことで増加傾向にあり、10歳以上の犬の死因の45パーセントを占めると報告されています。
小型犬でも7~8歳になったなら、健康診断を年2回は受けることをお勧めいたします。中でもガン検診は、健康診断として不安解消のための検査と言えます。健康診断では問診や視診・触診・聴診、血液検査、尿検査、便検査、レントゲン・超音波検査などを行ったうえで、動物の年齢などに応じガンスクリーニング検査を行えます。ガンであることに気づかずに手遅れにならないよう、早期発見に重きをおくことが大切です。
ガンと診断されるのは怖いことだと思いますが、どのようなガンであっても早期発見・早期治療は必ずその子にとってプラスに働きますので、ぜひ健診の一つとしてご検討をしてみてください。
★ガン健診の説明
「ガン」は、わんちゃんの死因1位*1であることをご存じですか?
イヌの死亡原因
第1位 腫瘍 第2位 心臓病 第3位 消化器疾患
猫の死亡原因
第1位 腫瘍 第2位 泌尿器疾患 第3位 感染症
- *1 犬のサイズ別の死亡原因 中型犬・大型犬 8歳以上
アニコム ホールディングス株式会社「家庭どうぶつ白書2023」
飼い主様のワンちゃんにとって、早期発見、早期治療が非常に大切です。
そもそも「ガン」ってなに?
腫瘍とは体細胞が異常に増殖した状態のことを言います。腫瘍には良性と悪性があり、悪性腫瘍の総称を「ガン」と呼びます。
人のがんと同様に異常な細胞が無秩序に増殖することで、異常細胞が身体の臓器に悪い影響を及ぼします。
犬のガンに対する血液検査「Nu.Q® Vet Cancer Test」とは?
- *以下は富士フイルムVETシステムズが提供する犬のガンに対する血液検査「Nu.Q® Vet Cancer Test」の場合です。
どんな検査ですか?
ガン検査に必要な血液検査は2mlの採血で実施できます。
Q.何を調べるのでしょう?
犬のガンに対する血液検査は、細胞破壊がおきた時に血液中に放出されるヌクレオソームという物質を測定します。「ガン」によってたくさん細胞破壊がおきると血液中のヌクレオソーム濃度が高くなります。
Q.検査結果はどんな事がわかりますか?
ヌクレオソームの血中濃度により、現時点で身体のどこかに「ガン」が隠れているリスクを3段階に分類します。
犬のガンに対する血液検査では、「ガン」の種類までは特定できませんが、ガンの可能性とリスクを知ることができます。
この結果に応じて、獣医師の判断により画像検査などの追加検査を行い、ガンがどこにあるのか?どんな治療法があるのか?
皆様のご愛犬に最も適した治療法を先端技術を使い、頼れる診療をしたいと切に願っています。
この検査以外にも、ガンに特化した検査がありますのでスクリーニングの結果次第で随時、必要に応じフォローする追加の検査をいたします。犬種や年齢などによりお勧めの検査を選択いたしますまた、検査には高額なものもありますので、
その都度、費用については診察時にお問い合わせください。